読書感想 ケトン体が人類を救う
Kindle Unlimited対象作品です。
ケトン体のアレコレ、代謝の仕方が事細かに書いてあります。
ケトン体が出てくると危ない!大変だぁ!
そんなイメージでしたがケトン体出てきても安心、大丈夫、そのままでオッケー。そんな意識に変わります。
お医者さんの世界も大変なんだなぁ、と思ってしまう一冊です。
この本が言いたいことは、ケトン体への認識を変えて欲しい、ということだと受けとりました。糖質摂取を控え、溜め込んでいる脂肪を燃焼させるとケトン体が発生するが、それは問題ではないのだ、と。安心して糖質を控えて良いし、ケトン体が体に悪さをすることはないのだと言うことがわかりました。
わたしは、お腹周りの内臓脂肪を燃焼させていくことには大賛成です。
糖質制限すると面白いほどに体重がへります。確実に減ります。
ですが、本が言うほど簡単に糖質を制限できるものなんでしょうか?
わたしは2年ぐらいかかって、やっと麺類やパンをゼロに近いくらい制限できるようになりました。甘いものもかなり減らしました。できた理由はアレルギーがあるからです。アレルギーがなくて、何も症状がない人にとっての糖質制限はかなり辛いものだと推測します。
アレルギーがある私でも、生活の中から糖質をゼロにすることは不可能です。小麦製品も砂糖も、米も、糖質の多い野菜も。
適正体重であれば、適度な脂肪にしっかりとした糖質をとっていくことが日々の生活を健康に送る上で大切だと思っています。
こんなに厳密に糖質ゼロ生活をやってる人、見たことありませんけどね。みーんなぼちぼち食べています。わたしが1番糖質制限している方かも…