ダイエット、というと体重を減らす、運動をする、食べるものを減らすなど「痩せる」意味で使うことが多い気がします。
ですが、本来は「生き方」「生活習慣」「食事療法」というギリシア語が語源となっており、「食べ物を食べる」「普段から食べているもの」「食事療法」が言葉の中心的意味であって、「やせる」「体重を減らす」「運動する」という意味は全く含まれていないようです。
つまり、痩せることが目的でなく、適切な食事により健康的な体を作ることが目的であって、副次的に適正体重になる、ということです。つまり太っている人は痩せて、痩せている人は太る。ベースにあるのは健康的なからだ。
ダイエットの目的はあくまで健康的な体をつくること。
痩せる=良いこと、ではありません。
体を動かしやすく、動きやすく、適度に疲れ、よく眠れるからだ、そんな体を作るために、自分の体にはどんな食べ物が合うのか、不要なのか、それを模索していく食スタイルがダイエットと言うのだと思います。痩せる意味合いがとても強いですけどね。
つまり、自分のからだと食事に向き合う、果敢な挑戦と言えると思います。
自分の食事習慣は、自分のためのもの。人に真似されるものでも、人のを真似するものでもありませんから。