パンを食べるとどうなるか
パンは美味しいです。
毎朝、食べていました。
食パン、菓子パン、惣菜パン。
ホットサンドメーカーを買って、食パンにチーズやハムを挟んでホットサンドにして食べていました。
添加物フリーのやや高めのジャムを購入して、大量に塗って食べていました。
朝時間がない時は、手軽な黒糖コッペパンを食べてました。中のクリームが好物だったのです。
食パンの美味しいお店ができれば並んで買い、美味しい塩パンがあると聞けば、休日に遠出してまで買い、とにかく美味しいお店を聞いては、買いに行って、せっかく来たのだからと大量に買い込み、数日間はパン生活を送っていました。
当時の私のアレルギー症状は、ひどかったです。
布が当たるだけでも痒く、掻いても掻いても痒く、血が出ても痛みを感じズ、常に赤く浮腫んでおり、浸出液がうっすら滲んでいました。
頭、足、腕、手指、胸、背中、腰、顔、首、おしり。
ほとんどの場所に症状がでており、使う薬の量も多かったです。効果はありませんでしたが。
その時は、パンが原因だとは全く思ってもいなかったのです。
皮膚の症状以外にも
体がだるい
寝ても寝ても寝足りない
寝つきが悪い
皮膚がカサカサする
フケが多い
髪の毛がぱさつく
髪の毛がよく抜ける
そういった症状も見られていました。
もちろんパンが原因だとは思いもしませんでした。
不快症状も皮膚症状も、なにか原因があるとは思いもしなかったのです。アトピーの皮膚症状ってそういうものだと思っていましたしね。
2年ほど前だったと思います。
当時、私は節約をするために家計簿をつけていました。つけて1年が過ぎた頃、一年間の振り返りをしていたところ、やけに医療費が高いことに気付きました。皮膚科受診、耳鼻科受診が多かったのです。
節約視点、健康視点、美容の視点から見てアレルギーの原因解明を急務としました。
その時にやっと、アレルギー検査の結果を活用したのです。
まず色々ネットで調べて、コレだ!と思ったのが
①セリアック病
②リーキーガット症候群
でした。
タックルしやすい小麦粉、パンをターゲットにしました。
とりあえずパンをやめてみよう。
朝ごはんはおにぎりにしよう!
食事生活を変えて、パンを買わない、食べない生活を1ヶ月送ってみました。
するとどうでしょう。
3日目あたりから、掻いたら、痛みを感じるようになりました。
今までは掻いても掻いても痒くて、血が出ても痒かったのです。
その時初めて、感覚障害があったのだと、理解しました。
掻いたら痛いので、掻かなくなりますし、痒みも治まるようになり、傷口が治るようになりました。
2週間ぐらい経つと、肌がツルツルに。
色も白くなったような。
今まではドス黒い色をしていたのだと、道理で顔色が悪いわけです。
寝つきも良くなるし、だるさも消失しました。
頭のフケも無くなったし、カサカサ痒みもなくなりました。
髪の毛のパサツキもなくなりました。
抜け毛も激減しました!
つまり、体の不快症状がほとんどなくなったのです。
もちろん、うんこも無臭うんこ。
皮膚の症状と、体の不快症状の原因は同じもの。小麦粉だったのです。
小麦粉の加工食品には大量の砂糖が含まれるため、グルテンフリー生活をすると自然と砂糖の量も減るものです。
だから、小麦粉の影響で皮膚症状が出てたとは純粋に言えないのですが、食べ物を調整することで改善する事実に驚愕しました。
皮膚の症状や体の不快症状は、原因不明でもストレスのせいでもなかったのです
自分のアレルギー、アトピー性皮膚炎が治せるかもしれない、と初めて思いました。
しかしですね、こんなに症状が激改善しても、実感しても、グルテンフリー生活をずっと続けることは難しかったです。
パン、好きでしたから。
体に悪いとわかっていてもやめれないものでした。
生活習慣は少しずつ変えていくのがいいのです。
実感しながら、少しずつ。
1日に1パーセント変えるぐらいがちょうどいいのです。
今では、パンはひと月に1個食べるかどうかです。