1%のちから

趣味は読書、登山、健康。食物アレルギー13品目ある私が、体質改善のための日々の取り組みを紹介するブログです!

尾根の真ん中を歩く

山歩きのコツを教えてもらいました。

 

わたしが歩く九州山地の尾根は沢山あって迷いやすいです。標高はそんなに高くないのですが、川辺川源流や緑川源流、球磨川源流など沢山の川の始まりがあって、尾根を少し間違えると沢に入ってしまい、道迷いに陥ってしまう魔の山域です。

 

もちろん、ベテランの方は慣れていて、ひょいひょいと簡単に歩いてますが、わたしはピヨピヨひよっこですので、ベテランにくっついて教えてもらっているのです。

 

 

さて、今回わたしは、地図を見ながらターゲットの尾根を詰めて下山しました。いつもはYAMAP頼りに歩きますが、今回のターゲットはYAMAPルートではありません。ですが、踏み跡はしっかりあってテープも貼ってあります。尾根さえ間違えなければ迷うことはありません。

 

この時、尾根を歩くときは尾根の真ん中を歩く、と教えてもらいました。尾根全体を見て、その真ん中を歩くとわざわざテープを探さなくてもテープが出てきます。

 

倒木を避ける時も、岩場を巻いて行くときも、常に尾根全体を把握して、必ず真ん中に戻るようにします。

 

いつも、倒木を避けたり、岩場を巻いていくと、知らず知らずのうちに尾根から少し下がったトラバースルートに入ってしまいそこから沢に入り込むことがありました。そんなルートないのに…

人は登るよりも下りたがる性質があるのです。

 

だから、尾根を歩くときは必ず尾根の真ん中を歩くがセオリーです。

 

 

まるで人生と同じですね。

 

 

そんな話をしながら山の達人と山を歩きます。

 

わたしが1人で山を歩いても迷わないように教えてくださるのです。

 

山岳会等に所属せず独学で山を歩いてきたわたしにとって、教えてもらえることが嬉しくて嬉しくてたまりません。

 

尾根の真ん中を歩く。

 

山歩き語録の中で好きな言葉です。