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羽根田治先生の「滑落遭難」
一部、遭難者側に厳しいことばもあります。ですが、その厳しいことばを読むと、身が引き締まる思いになります。
わたしは滑落遭難のことを少し勘違いしていたようです。思っているイメージとはなんだか違いました。登山道の岩場で足を滑らして発生するものと思っていましたが、どうやら違うようです。
もちろん、登山道で滑落するケースもあるようですが、ほとんどは道迷いの結果、沢に入り込み、「こっちからでも下りれるだろう」と深入りしてしまい転落滑落してしまい遭難するケースがほとんどだったのです。
本書でも繰り返し、道に迷ったら深入りせず登り返せと書いてあります。
やっぱり、道に迷ったら沢に降るな、山頂を目指せは今も昔もセオリーですね。
どちらにせよ、遭難救助活動には「いつ、どこに行ったのか」が必要です。
わたしは、山に行く時はだいたい仲間と一緒ですが、ソロで行く時は誰にも言わずに行くので、行き先や山行スケジュールを知人に知らせてからいこうと思います。知らせるのうっかり忘れるんですよね
YAMAPの見守り機能を使うことも考えていますが、電波が通じないところでは機能しないようです。
羽根田治