ひとり相撲
自分を褒める時ってなんだろう、と哲学ちっくなことを考えてみました。
いわゆる自己肯定感のことです。
よくやった!がんばったね、わたし!
と褒めること。
元々、自分にも他人にも厳しく、自分で自分を追い詰めて自分の首を絞める完全主義タイプですので、なかなか自分を褒めたことがありません。
わたしみたいなタイプを、密かに「ひとり相撲タイプ」と呼んでいます。
存在しないミッションに立ち向かい、見えない敵と戦うその姿は、まさにひとり相撲。架空の試合に勝つことはあっても勝負に勝つことは永遠に来ません。
ひとり相撲の特徴は、焦る、急ぐ、諦める、人のせいにする、よそ様と比べる、賞賛を欲しがる、人間関係に疲れる、などがよく見られますが、それは全て答えや結果をすぐに得ようとする精神からです。
なんといっても、一人ですからね。結果がでることは永遠にないのですが、欲しがる特徴があります。
そんなひとり相撲タイプのわたしが、わたしを褒める時とはいったいどんな時だろうか…
とりあえず、ひとり相撲をとって自分を追い詰めている、と気づいたことは褒めたいと思います。
正直、自分の邪魔をしているのは他でもない自分です。わたしを貶すのも、ダメ出しするのも、もっとがんばれと言うのも全部自分です。
周りの人は、今のわたしを認めて褒めてくださいます。
今のままでいいよ、と。
だけど肝心のわたしが全く褒めないし認めません。
もっと、がんばれよ、と。
でも、ひとり相撲をとってることに気付いたら、すっと土俵から降りれるようになりました。ここ、頑張るところじゃないな、と。
もう、完璧を目指さない…
2割5分でちょうどいいよ
不完全主義がちょうどいい。
自分を認める力も2割5分でちょうど良い。