読書感想 カンジダダイエット
Kindle Unlimited対象作品です。2回読みました。
自分は関係ない!と思っている人が大半ですが、この本にはそんな常識を覆すぐらいの、なかなか奥の深い真菌の病態が事細かに説明されてあり、読めば読むほど楽しいばかりです。
カンジダ・アルビカンスの話がてんこもり。
カンジダは、79もの副産物である毒素をだしています。重要なものは3つ。アセトアルデヒド、アンモニア、尿酸。これらにより、数々の体の不調や記憶力の低下、下痢や便秘などの胃腸障害が起きるようです。
ほかにも、カンジダの菌糸が腸壁を突き破って穴を開け、リーキーガットの原因にもなることが説明されており、本当に分かりやすいです。
カンジダ、リーキーガット、アレルギー、原因不明の体調不良、ストレス、糖尿病、うつ、性的不全…
全てがリンク状につながる病態が複雑すぎます。まるで泥沼の人間関係みたい。でも原因が分かるとしっくりくるんですよねー。
これを読んで、導入したのが、ボーンブロススープ、ニンニク、生姜。チコリコーヒーも購入しようと思っています。
ココナッツオイルのことも詳しく言及してあり、効果がよくわかりました。ココナッツオイルは天然の抗真菌作用があるようです。それによりカンジダを殺菌し腸内環境を整える効果があるようです。
カンジダを減らし、腸内環境を整えるための手順も書いてあります。内容をよく読むと、今まで私がしてきた、グルテンフリーや砂糖断ちのような…。
やっぱり小麦製品や砂糖・添加物はどの病態から見ても避けるべき食べ物のようです。
この本は本当に面白かったです✨