1%のちから

趣味は読書、登山、健康。食物アレルギー13品目ある私が、体質改善のための日々の取り組みを紹介するブログです!

読書感想 肉 卵 チーズで人は生まれ変わる

 

 

Kindle Unlimited対象作品です。

 

ざっと読みました。

 

無理矢理3つに要約すると

•糖質をとらず、肉、卵、チーズをメイン食にして脂質とタンパク質をとる。

必要栄養素が全て得られるそうです。

 

•食物繊維はいらない。

食物繊維は便秘になると書いてあります。人によってはそうなのかもしれません。私はするりと出ますが。

 

•一口30回は必ず噛む。

他の本にも書いてあるし、幼い頃から親からも、教師からも言われる普遍の大事なことですね。

 

 

これを読んで、仕事帰りに唐揚げ買ってかえりました。影響を受けやすいオンナです。

 

 

 

さて、肉と卵とチーズを食べて体質が変わるというより、糖質、特に小麦粉や砂糖を摂らなくなったことで体質が変わったのではないかと思います。

 

肉と卵とチーズを糖質抜きで食べようとするなら自炊になるでしょう。そうすると自然と添加物も摂らなくなりますよね。

 

そういうことだと理解しました。

 

わたしが年末に玄米断食をしたとき、玄米という糖質をとりながらも、小麦粉フリー、砂糖フリー、添加物フリーの生活28日間でアレルギーが完全に治りました。生理痛も軽快しましたし、知人は中性脂肪や高血圧が改善し服薬が減ったそうです。完全な糖質ゼロ生活はしていませんでしたが、改善しました。

 

 

そういう自分の経験を踏まえた上で、この本のことを評価するならば、この本の内容はかなり厳しく糖質制限するよう、糖質ゼロを目標にしている本だと感じました。

 

 

先日読んだ血糖値スパイクの本の中に「目的は血糖値の安定、糖質制限はあくまで手段の一つであって、これを目標にしない」と書いてありました。

 

 

本書に書いてある内容は、素晴らしい内容なんです。糖質ではなく、タンパク質欲を満たしてあげるという内容は他の本とも一致しています。実行する食事内容も、血糖値の安定につながるものです。

 

 

ただ、手段を目標として主観的に書いてある印象を受けました。内容が良いだけに残念です。食事内容は同じでも切り口が違うだけでこうも違うとは…こういう手段を目標にした〇〇ダイエットは絶対に失敗する、と何かの本に書いてありました。

 

 

 

 

 

↓「科学者たちが語る食欲」

タンパク質欲を満たせば食欲は満たされることが書いてあります。人間だけでなく、昆虫も同様であることがわかります。