一ヶ月で消失
年明けて早々、下肢深部静脈血栓症になってから早一ヶ月が経ちました。
先日、エコー再検査を実施して、血栓の消失を認めました。
以下、下肢深部血栓症のことについて体験談を書き留めます。
参考にしたガイドラインです。
https://j-circ.or.jp/old/guideline/pdf/JCS2017_ito_h.pdf
下肢深部静脈血栓症は知らないけど、エコノミー症候群はご存知の方が多いと思います。
下肢深部深部静脈血栓症とは、足の細い静脈で血が固まり、その塊が血流にのって肺まで届き、肺の血管に詰まり呼吸困難になり急死する、そんな恐ろしい病気です。
大体、上肢で起きることはなく、殆どが下肢で生じるそうです。
術後の動けない人や、運動量の少ない高齢者、寝たきりの人に多い印象がありました。
私の血栓は、月経困難症の治療で飲んでいた低容量ピルの副作用によるものでした。
左足のふくらはぎ、ちょうどヒラメ筋静脈にできており、0.6センチ✖️5センチ、細い血管がまるまる詰まっていました。
婦人科受診では毎回「足に痛みはありませんか?」と問診されますが、ずーっと「いいえ」でした。
年末から年始にかけて、筋肉痛のような神経痛のような痛みが左ふくらはぎにあり、あまりにも続くものだから、思い切って受診。
左足が痛いこと、ピルを飲んでいることを伝えると、まず超音波検査(エコー検査)をし、その検査で確定しました。血液検査でもDダイマーをとりました。
治療は、ピルの服用を止めること。
活動制限や食事制限はなし。
再検査はちょうど一ヶ月後。
この一ヶ月が長かった。
ふくらはぎの血栓の痛みはピルをやめるとピタリと治りました。
しかし、2週間ほど経過した時、ズキズキと左ふくらはぎの痛みに左膝下に鈍痛、突然の強い背部痛が襲いました。
背部痛は筋肉痛のような神経痛のような…まるでふくらはぎの血栓の痛みに似ていて、まさか肺の血管に詰まったんじゃなかろうか、と疑惑するほど。
しかし、肺血栓症の症状である呼吸困難や胸痛は全くなし。背部痛は2日間ほど下肢の痛みは半日ほど続きましたが。
まぁ、殆どが無症状で経過するというので、多分大丈夫だろうと思いながらも、心中穏やかではありませんでした。
だって、ネットで調べると「胸痛、呼吸困難があればためらわずに救急車をよぶこと」って。
ためらわず…って判断基準が分からないよ(´;Д;`)
そんな心中大嵐のなか、無駄かもと思いつつも毎日納豆2パック食べて過ごしました。
結果、中枢伸展せず一ヶ月で見事消失(または流れたか〜)
納豆が良かったかどうかは分からずじまいですが、今は1日1パック食べてます。好きですから、納豆。
ところで、この血栓事件、おみくじで当たっていたのですよ。
1回目おみくじ「ショックなことが起こる」
↓
血栓発覚
↓
2回目おみくじ「行き詰まりを感じる」
↓
突然の背部痛「もしかして肺血栓?!」
↓
3回目おみくじ「全て順調にいく」
↓
再検査で血栓消失。無事に血液が流れています。
なんというか、血管限定のおみくじ内容でしたが、当たってるなぁーと感心しました。
山に行った帰りに、神社に寄ることがあります。つい最近は「慌てるな、騒ぐな、静かにしてろ」と書いてありました。ちょうど、足を負傷した山の帰りでした。言いつけを守り、安静にしていようと思います。