1%のちから

趣味は読書、登山、健康。食物アレルギー13品目ある私が、体質改善のための日々の取り組みを紹介するブログです!

アレルギーを持つ全ての人に

私は、幼少時からアトピー性皮膚炎で悩んでいました。

小学校、中学校、高校、大学、社会人、全て痒い思いで過ごしてきました。

 

 

分かっていたのは

①そばを食べるとじんましんが出ること。

②イライラすると痒くなること。

 

この二つが自分で理解していることでしたので、それらを避ける人生を歩んできました。

 

けど、症状は全く治まりません。

 

 

大人になって、37歳の時にアレルギー検査をやってみました。

39項目のアレルゲンを調べたのです。

 

 

 

結果

 

吸入系  18項目ありました。15項目が明らかな陽性。3項目が疑陽性でした。

 

ホコリとか、ダニとか、カビとかのハウスダストは完璧NG

犬猫のフケも完璧NGでした。

 

 

食物系  20項目ありました。

 

コムギ、ソバ、ゴマ、牛肉、豚肉、鶏肉、エビ、の7項目に陽性。

牛乳、ピーナッツ、リンゴ、バナナ、キウイ、鶏肉の6項目で疑陽性でした。

 

他  ラテックス 疑陽性でした。

 

 

 

この結果をもとに、自分の体を実験台にして、アレルゲンと症状の関係を突き止めていくことにしたのです。

 

 

数年かけて、分かったことは

①アレルギーの薬を3日飲まなかったら途端にくしゃみ鼻水が止まらないが、飲むとピタリとおさまる。薬は、色々試した結果、ビラノア服薬中。

 

②パン、うどん、パスタ、ラーメン、チャンポンなど小麦系は全身の痒み、赤み、フケが増える、耳の中が痒い、耳だれがでるなどに症状が出てくる。大体一日後に症状がでるため、因果関係がつかみにくい。ついでに食後にすごく眠くなるので血糖スパイクも起きていそう。塗り薬で一時的な症状の緩和を認める。

 

 →グルテンフリーライフに変えました。今は、グルテン摂取量が多いと、30分ほどで腹痛、下痢です。即発性と遅延性になりました。

 

③良質なお肉であれば、食べても何も症状がでない。

 

④加工食品を食べると2時間後に体幹、腹部に発赤、発疹が出てくる。寝ると治るが毎日摂取するとずっと残る。塗り薬では治らない。

 

※③と④で添加物アレルギーだと言われました。納得。

 

⑤甘いものを摂取すると、掻痒感が増加、手指関節がひび割れる、背中にニキビが増える、掻いた傷が治らない、掻いても掻いても痒い、耳の中が痒いと言った症状が出てくる。塗り薬で一時的な緩和は認めるが、甘いものをやめない限り症状は増悪し塗り薬は無効化される。大体、一日後から症状が始まるため因果関係が掴みにくい。

 

⑥アレルギー即時型であれば飲み薬が有効❗️頓服としてアレロックを使っています。

 遅延型では飲み薬の効果はあまり感じません。

 

 

つまりですね、

原因不明だと思っていたアトピー性皮膚炎は、食物とホコリのアレルギーの集合体だったのです。

 

そばやエビみたいに食べてすぐに症状が出るのではなく、数時間後や翌日に症状が出る遅延型でしたので、何が原因なのか因果関係が掴みにくくなっていただけでした。 

 

それに塗り薬で症状の緩和が認められるのも、原因を追求しにくくなっていました。

コレ(薬)を塗り続ければ治るんだ、という思い込みがあったのです。

 

 

この6つが分かるまで、だいぶん試行錯誤しました。

グルテンフリーをやって、またグルテンを取る生活をしてみたり、砂糖断ちをやって、また砂糖とってみたり。飲み薬をやめてみたり。

 

今は、何もかも全部断つのではなく、アレルギー症状が出る一歩手前の「ほどほど食べる」を模索しています。