読書感想 凍る体
Kindle Unlimited対象作品です。
著者 船木上総さんのクレバスに転落した当時の状態とその後の社会復帰までの体験談が書かれてあります。
特に低体温症については詳しいです。
山の雑誌や本などに書かれてある対策とは比べものにならないくらい情報が豊富でわかりやすい言葉で説明してあります。
実際に、低体温症になった場合の症状と進行速度、対処方法など、知ってそうで知らないことばかりでした。中には禁忌なものもありましたし。
九州の山で、夏で、大丈夫だろうと思っても、雨に打たれて疲れて体が冷えて寒くて震えて…と、低体温症の初期の症状が出た場合、何も処置しなければ3時間で死んでしまうそうです。
寒くて体が震えて…と初期の症状であれば、わたしでも打つ手アリです。自力で体温産生が望めるでしょう。
震えが止まって、歩くにもままならず、自分の言ったことも忘れてしまうようならもう自力救助は困難。救援を呼んだ方がいいです。
つまり、初期段階がポイントです。
初期段階でできることは、濡れた衣服を着替えること、服を着て暖かくすること、雨風を避けること、温かい飲み物や食べ物を摂ること。
これで予後が変わるのです。
この本も読んで良かったと思います。
低体温症に対する知識が少し増えました。
読書感想 おもしろくて眠れなくなる地学
Kindle Unlimited対象です。
だいぶん、読みながら寝てしまいました。
化石の話からお天気、天体の話まで幅広い内容でした。
個人的には化石の話が興味深いのですが、やっぱり寝てしまいましたね。
↓実は眠っちゃうシリーズ
うまくいかない時期の過ごし方
なんだかうまくいかない時期を迎えています。
多分、無意識のうちに努力の方向性をまちがえていたり、無駄に完璧主義になっていたり、自分を追い込んでいたりするんだと思います。
正直、ほんと毎日落ち込みます。
こういう時は、1人でできることを淡々とやっていくことにします。
本読んだり。
山行日記書いたり。
iPhoneの写真整理したり。
断捨離したり。
映画見たり。
とにかく、ひとりで完結できるものをやっていこうと思います。
わたしが、悲しくても落ち込んでいても辛くてもイライラしても、時間は一緒に悲しんでもくれません。時は止まりません。でもそう簡単に前向きに元気いっぱいにもなれません。ならば、落ち込んだまま淡々と過ごしていこうと思います。無理に明るくならなくてもいいし、楽しいことを探さなくてもいい。
しばらくは、うじうじしながら本でも読もうと思います。
パワーミュージック
元気がない時は、やっぱり、これ
元気がでてきます。
さらに、このニュース!
安室奈美恵さんが紺綬褒章を受章 「多額の私財を寄付」(琉球新報) - Yahoo!ニュース
引退した後でも、元気を届けてくれる。
わたしが安室ちゃんに投資したぶんは、安室ちゃんを経て世界中に巡ってる。
わたしにとって、元気が出る音楽です。
なんだかうまくいかない時
なんだかうまくいかない時ってありますよね。
まさに今のわたし。
思考回路は絶賛ネガティブ中です。
ずーっと悩んでるし、困ってるし、考えてもいるし、色々試してもいるけどうまくいかないなぁ。
もうね、飽きましたよ。
悩むの、秋田。
かんがえるのも、あーきーたー。
もう、自分の力ではどうにもできないのだと、思い知りました。
だれか、たすけて。
やっぱり、自分にできることは、ほんとにちっぽけですよ!むしろ、なんにもできない役立たずレベルです。誰からも期待されず、苦にもされず、デクの棒レベルです。知らないうちにひとり相撲やっちゃうタイプです。人の性格ってそう簡単に変わらなーい。
こんな感じだから、頑張ってるように見えないけど、もう頑張りたくない。なにもしたくない。
もう自分の体のケアだけして、のんびり過ごそう。
時間がどうにかしてくれるだろうか。
何も変わらないだろうか。
自分を追い詰めて、ネガティブ理論発揮中。
山道具 ナルゲンボトルは最高ボトル
私は、山に行き始めてからずーっとナルゲンボトルを愛用しています。
入れる飲み物は、水オンリー。
ナルゲンボトルは、アウトドア用のボトルで耐久性と耐熱性、耐冷性を備えており、シンプルなデザインのため軽量で洗浄などの手入れも超簡単。
ナルゲンボトルを手に入れてから、ペットボトルを購入する頻度がぐっと減りました。自然に優しく、ゴミもでない。
わたし、生活の飲料水は実家の地下水を汲んでるので、それを移し替えるだけ。
山で使うなら、落としても割れないし、こぼれないし、熱湯を入れたら湯たんぽになるし、山じゃなくても普段の生活でも常に持ち歩きしてるから外出先で飲み物を買うことはゼロ。
ペットボトルを買わなくなると、年間通してかなりのエコ活動になると思います。わたし1人でも。大きなことはできないので、自分にできるところから、と思ったらマイボトルに到達しました。
ナルゲンボトルは、自然にもわたしにも、わたしのお財布にも優しいボトルです。
意味のある我慢
ドキュメント映画「あまくない砂糖の話」
1日の食物の中から、どれくらいの砂糖を摂取しているのか、実際に白砂糖に換算して、白砂糖を食べていく話です。
期間は1ヶ月。
実験体として取り組むのは、デイモン•ガモーです。
彼は、もともと砂糖を取らないヘルシーな生活をしていたようですが、この映画のために砂糖を取る平均的な食事へ変えています。一ヶ月間だけですが、変貌ぷりが凄まじいです。
砂糖がどれくらい加工食品に含まれているのか、加工された状態では到底分かり得ませんが、それを白砂糖として換算しての視覚化、表現が見事です。
徐々に体がぐったりしている様子も、メンタルの不安定さも、太っていく様子も、血液検査の異常も、砂糖の害を見事に評価したものだと思います。
実験の1ヶ月が終わって、元のヘルシーな生活に戻るとき、砂糖への欲求を我慢する様子が印象的です。そのときのセリフは今も覚えています。
「意味のある我慢だと分かっている」
とても食べたい、けど食べると体に良くない、けど我慢が辛い。
わたしは、砂糖は体に良くない、と分かっていてもなかなかやめられないタイプです。そして7月は砂糖断ちチャレンジもしています。
甘いものを我慢する時に、これは意味のある我慢だ、明日のわたしにつながる意味のある我慢だ、と映画のセリフを思い出して我慢しています。食べちゃう時もあるけど、、
勇気ある決断は、大きな決断だけにいうことじゃないと思ってます。日常の小さな決断が良くも悪くも明日に繋がって、積み重なって、ある日突然目に見える形になって現れるものだと考えています。
自分の未来につながるような小さな決断ができる、そんな勇気ある人間になりたいと思っています。